NDKCOM エンジニアブログ

Evolution for 'NDKCOM software Quality improvement'

田舎エンジニアの都会奮闘記~ロボットベンチャーで学び、感じた3つのこと~

株式会社NDKCOMのロボット担当、水田です。
私は2023年の1月から12月までのおよそ1年間、東京にある株式会社ZMPに長崎から出向していました。

株式会社ZMPのホームページ ↓

www.zmp.co.jp

弊社は昨年、株式会社ZMPの自動配送ロボット「DeliRoを九州で初めて導入したのですが、DeliRo本体とDeliRoを含む様々なロボットをクラウド上で制御するWebシステム「ROBO-HIについて知見を得ることが出向の主目的でした。

DeliRoについては過去にブログ記事を書いていますので、よかったらそちらも見てみてください。↓

enqi.hatenablog.jp

最近のDeliRo いろんなとこで実証実験してました(画像はボートレース大村)

「都会の、しかもロボットベンチャー企業に1年間出向する」というのはなかなか経験できないことだと思います。
今回は、出向先であるZMPで学んだ・感じたことを3つ書こうと思います。

 

#学んだ・感じたこと1「英語を勉強しよう」

ZMPは公用語が英語で、社員の会話やドキュメントは基本的に英語が使われていました。
ぶっちゃけると私は英語がダメで、せいぜいヤムチャレベルの英語力しかありません。TOEIC受けたらたぶん177点くらいになります。

EIGO NIGATE

なのでZMPにいる間はDeepL翻訳とGoogle翻訳に頼りっきりでした。ZMPでの作業は何をするにも翻訳という"ひと手間"が発生していたため、資料ひとつ読むにもかなりの時間を取られてなかなか辛かったです。

 

翻訳サイトを使っていてふと考えたのですが、別に今回の出向に限った話ではなく、

「初出のプログラミング言語フレームワークの技術文献を探すとき」
エラーメッセージをそのままコピペしてググったとき」

みたいなパターンで英語に引っかかることあるよな~と思い、「この業界、英語って地味に大事なスキルだな」としみじみ思いました。

 

最近はChatGPTのようなAIを活用すればスピーディに、かつ精度の高い翻訳結果が得られると思います。ただ、やはりそのまま読めたほうが断然効率はいい(あとカッコイイ)ので、日常英語くらいは頑張って理解できるようになろうと思いました。

次のブログ、英語で書こうかな...(遠い目)

 

#学んだ・感じたこと2「AWSを勉強しよう」

AWSはトップのシェア率を誇るクラウドインフラサービスです。市場調査ではAWS市場全体の3割を占めているという情報が出ています。
ZMPがロボットの遠隔監視プラットフォームとして展開している「ROBO-HI」も、システムの一部はAWS上で構築されています。

 

ここでまたしてもつまずいてしまいます。そもそも私は業務でAWSを扱ったことが無く、せいぜいプライベートでEC2を少し触ったくらいの経験しかありませんでした

 

なので業務をこなしながら資料を見たりエンジニアの皆さんに教えてもらう形で勉強していたのですが、

AWS上ですでにシステムが稼働している

知識・経験豊富なエンジニアに直で質問ができる

という非常に恵まれた環境のおかげで、AWSの理解はかなり楽で早かったと思います。

 

そして長崎に戻るころ、ROBO-HIを弊社でも扱っていく以上AWSは今後長い付き合いになりそうと思ったので、よりAWSへの理解を深めるためにAWS認定資格の取得を目指そうと決心しました。

決心した

AWS認定のサイト

aws.amazon.com

 

サイトを見てみると4つのレベルに複数の認定資格があるようでして、そのうち「Professional」は2年以上AWSの経験を積むことが望ましいとされています。
ですので、まずは「Foundational」と「Associate」レベルの資格取得を目指し、社内で経験を積んでから「Professional」レベルに挑戦しようと考えています。(Specialityは専門的すぎるので除外)

 

AWSへの挑戦のきっかけを作ってくれたという意味でも、今回の出向は非常に有意義なものだったと思っています。

 

#学んだ・感じたこと3「身近にいろんなロボットがいる」

ZMPではDeliRoをはじめとした様々なロボットソリューションを展開しており、実際にZMP社内でいろんなロボットを見せていただきました。
また、東京ビッグサイトで開催された「ジャパンモビリティショー」「国際ロボット博」にも参加し、2023年は何かといろんなロボットを間近で見ることができた1年でした。

 

さて、皆さんの中で「身近なロボット」といえば、何を思いつきますか?

某ファミレスで配膳しているネコ型ロボットBellaBot」、一時期いろんな場所にいた「Pepper」、お掃除ロボットルンバ」あたりがすぐ思いつくのではないでしょうか?

他にも羽田空港では車いす型の歩行速モビリティ「WHILL」が動いていますし、デパートに行けば警備ロボット、ルンバよりひと回り大きいお掃除ロボットも動いているところによく遭遇します。案内ロボットもたまに見かけますね。

こんなロボットを見かけませんか?

よ~く観察してみるといろんなところでロボットが動いていて、ロボットの種類も多様化してきています。

UberEatsはエリア限定ではありますが、ロボットによる宅配サービスも開始しました。2023年の道路交通法改正で公道走行OK(ただし届出が必要だったり制限あり)になり、いよいよ日本でもロボットが屋外で動き出したのです。

※海外では配送や自動運転タクシーのサービスが先行しています。

 

#おわりに

去年1年間に学んだ・感じたことを3つ書きましたが、私にとっては「ロボットを深く知り、自分の常識をステップアップさせた1年」だったと思います。

いつか長崎の街並みの中を他のロボットと一緒にDeliRoが溶け込むように、ZMPに出向して学んできたことをフル活用してDeliRoのサービスインに繋げていきたいです。それではまた!