こんにちは!NDKCOMの川口です。
今回は私が受験したJSTQB認定テスト技術者資格 Advanced Level(TM)試験(以下TM)の体験談をお伝えします。
結論から言いますと今回は「不合格」でした。
しかし、次回、2023年12月には私は「合格」していると思います。
今回はどのような勉強方法で受験したのか、また受験結果を踏まえて
次回の対策を自分なりに検討したのでご紹介致します。
皆さんの合格へのノウハウとして少しでも役に立てばと思います!
1.試験について
今回受験した認定試験の概要は以下になります。
合格率は下記のようになっています。
https://www.juse.or.jp/sqip/qualification/jstqb/result.html
受験前にこの情報を入手した私は
「なるほど、2023年7月7日時点では合格率が31.69%となっている。これは私が以前受験したJSTQB認定テスト技術者資格 Advanced Level(TA)試験(以下TA)が25.86%なのでそこまでレベルは変わらないかな」
と楽観的になってました。
受験前の私は愚か者でした!!
今考えれば、そもそも受験者のスペックを考えていなかった……
TM受験者の多くは、ソフトウェアテストが本職でさらにTAに「合格」している、
つまりソフトウェアテストに対して専門的な知見があるうえ努力を結実できる選ばれた人間である事を。
2.私のJSTQBについてのスペックについて
・Foudation Level 試験
⇒ 2022年11月合格
・Advanced Level(TA)試験
⇒ 2023年 6月合格
※弊社は2023年8月にISTQBの「Gold Partner」になりました。
これは私の力でなったと言っても過言ではありません。
3.今回の勉強法について
下記は私が今回勉強した流れです。
試験1ヶ月半ぐらい前:(開始時期が遅い……)
⇒シラバスを1回通しで読み終える。
感想:
なんだこれ!?全くわからない
頭に何も残ってない世間はどうやってこの試験を乗り越えているんだ。
このままだとヤバい……
社内には受験した人間もいないので誰も助言してくれない……。
どうしよう……そうだ!!Googleに聞いて見よう。
Googleからすぐに答えが返ってきました。
「下記の素晴らしい講座があるよ!」と
受講した感想:
「素晴らしい」
の一言でした。シラバスの内容で重要な言葉がピックアップされたり図があったりして頭に入りやすようになってました。
一通り学習が終わった後にシラバスをもう一度読んでみると不思議と内容が理解できました。
ありがとうVALTES様。(※VALTESと私は何の関係もありません)
また、模擬試験もついており過去問が公表されていないJSTQBでは試験の感覚を掴むのにとても役に立ちました。
※個人の感想なので人によって感じ方は違うと思います。
私は直前までeラーニング、シラバスを使って勉強しました。
勉強時間は平日2時間、土日が3時間程度でした。
4.試験当日
試験は3時間あり長丁場になると思って気合いを入れて試験会場に行きました。
実際、試験を受けてみると問題文が長いものが多く3時間があっという間に過ぎてしまいました。途中時間が足りないのではないかと思い始め、少し焦ってしまいました。(最終的には15分程度余りました。)
手ごたえは、最初から最後までフワフワした感じで回答をしていき、わからない問題がわからない状態で終わってしまいました。
見直しをしたい問題がない、どの問題の解答に自信があってどの解答に自信がないのか自分で分からない……
終わった……
私の現在の実力がわかった……
でも、四択なのでもしかしたら「合格」しているかもと自分を奮い立たせて帰路につきました。
結果は最初に書いた通りやっぱり「不合格」でした。
5.次回試験までにやりたい事
今回受験して、足りなかった事がテストマネージャーとしての立ち振る舞いの視点での学習だと思いました。
実際一番多かったのが、「あなたがテストマネージャーならどのように対応しますか?」という問題でした。
この受験した経験を踏まえて私は以下のように12月まで勉強しようと思っています。
(合格を保証するものではありません。)
1.ISTQBのテストマネージャーならどうするかという立場で通常業務に携わる。
2.シラバスをテストマネージャーの視点(立ち位置)で読み直す。
3.eラーニングをテストマネージャーの視点(立ち位置)で再受講する。
6.最後に
私は「不合格」になってしまいましたが、2023年12月に「合格」を有言実行できるように今回の受験したノウハウを使って勉強したいと思います。
このブログが今後、AdvancedLevel(TM)を受験する方に少しでもヒントになればと思います。